外壁塗装の単価の出し方とは?費用相場や費用を抑える方法について解説
最終更新 : 2025.03.24

外壁塗装は住宅を美しく保つだけでなく、建物を保護し耐久性を向上させる役割も果たします。
しかし、実際に塗装工事を依頼する際に「単価はどうやって決まるのか?」「相場はいくらなのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
外壁塗装の費用は、塗装面積や使用する塗料の種類、施工内容によって大きく変動します。
本記事では、外壁塗装の単価の計算方法、費用相場、そしてコストを抑える方法について詳しく解説します。
また、適正価格で施工を受けるためのポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Contents
外壁塗装の単価の出し方とは?

外壁塗装の単価は、主に以下の3つの要素によって決まります。
- 塗装する面積
- 使用する塗料
- 施工内容
単価を正しく理解することで、適正価格での施工依頼が可能になります。
ここでは、単価の算出方法や費用の内訳について解説しましょう。
塗装する面積の出し方
塗装面積は、建物の延床面積(坪数)に塗装係数を掛けて求めます。
一般的な計算式は以下の通りです。
塗装面積(㎡) = 坪数 × 3.3 × 塗装係数
塗装係数は建物の形状やデザインによって異なりますが、通常は1.1~1.7の範囲で設定されます。
例えば、30坪の住宅の場合、塗装面積は約109~168㎡となります。
見積もりに含まれる費用内訳
外壁塗装の見積もりには、以下のような項目が含まれます。
- 塗料費用:使用する塗料の費用
- 施工費(人件費):塗装作業を行う職人の人件費
- 足場設置費用:安全に作業を行うための足場の設置費用
- 高圧洗浄費用:塗装前に外壁の汚れを落とすための洗浄費用
- 養生費用:塗装しない部分を保護するための養生作業費用
- 下地処理費用:ひび割れや劣化部分の補修費用
- 付帯部塗装費用:雨樋や軒天など、外壁以外の部分の塗装費用
- その他の諸経費:現場管理費や廃材処理費など
外壁塗装の平米単価の目安

外壁塗装の平米単価は、使用する塗料の種類や施工内容によって異なります。
以下に主な費用の目安を示します。
塗料の平米単価
塗料 | 耐久年数 | 単価 |
アクリル | 3~5年 | 約1,000~1,200円/㎡ |
ウレタン | 5~7年 | 約1,600~2,000円/㎡ |
シリコン | 7~15年 | 約2,200~3,500円/㎡ |
フッ素 | 15年~ | 約3,000~4,500円/㎡ |
無機 | 15年~ | 約3,500円~/㎡ |
施工に関わるその他の平米単価
足場代は、足場面積から計算します。
正確に出すためには外壁の外周の長さが必要です。
足場の種類 | 単価 |
単管足場 | 400~800円/㎡ |
単管ブランケット足場 | 600~1,000円/㎡ |
ピケ足場 | 600~1,200円/㎡ |
足場の基本は、外壁から50cm(0.5m)離した位置に設置すること、高さにも作業性を考え50cm(0.5m)プラスします。
実際の計算はもっと複雑ですが、概算としてはある程度把握できるでしょう。
計算式は以下の通りです。
(外周+4m)×(高さ+0.5m)
4mというのは50cm(0.5m)離しているためです。
つまり、1辺の長さが1m伸びることになります。
単管足場
安全性と施工性の問題から現在ではほぼ使われませんが、単管パイプだけで作る足場です。
足場材が狭くて入らない場合などに使いますが、非常に限定的になります。
単管ブランケット足場
足場といえばこれが基本です。
足場材をしっかりと固定し、細かな調整も効きます。
固定する工程があり、技術力も問われますが、強風でも耐えられる強度は次にご紹介するピケ足場より上です。
土木などの現場では、こちらが主流になります。
ピケ足場
住宅建築などで使われる足場材です。
簡易的に固定できるのがメリットで、固定にくさびを叩き込むことからくさび足場とも呼ばれます。
ハンマーでくさびを叩き込むため、仮設中に音が出るのが特徴です。
構造は単純なことから足場の技術はそこまで必要ではありません。
構造的にくさびを入れないと固定できないためアレンジがしにくいこと、下から突き上げるような力に弱いのが蹴点で、材料としては少し高めです。
その代わり施工スピードが速く、人数も少なくて済みます。
足場以外の項目としては、足場に伴う飛散防止ネットや養生、塗装の前段階になる高圧洗浄があります。
このほかに、シーリングが劣化している場合には打替え、外壁材にクラックが入っているようなら補修などが必要です。
どちらも状況によって費用が大きく変わります。
施工項目 | 単価 |
飛散防止ネット | 100~200円/㎡ |
養生 | 250~400円/㎡ |
高圧洗浄 | 250~400円/㎡ |
下地処理費 (ひび割れ補修・シーリング工事) | 250~400円/㎡ |
付帯部塗装費 | 2,000~4,000円/㎡ |
関連記事:外壁塗装の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介
外壁塗装の費用相場

外壁塗装の総費用は、建物の大きさや使用する塗料、施工内容によって異なります。
一般的な費用相場は以下の通りです。
坪数 | 塗装面積 | 費用 |
20坪 | 約92㎡ | 90~110万円 |
30坪 | 約139㎡ | 90~130万円 |
40坪 | 約185㎡ | 100~160万円 |
50坪 | 約230㎡ | 120~200万円 |
60坪 | 約277㎡ | 140~220万円 |

外壁塗装の費用を抑える方法

相見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取り、価格や提案内容を比較することで、適正価格を把握し、費用を抑えることができます。
補助金・助成金を活用
自治体によっては、外壁塗装に対する補助金や助成金制度を設けている場合があります。
事前に自治体の窓口や公式サイトで確認し、利用できる制度があれば活用しましょう。
閑散期に依頼する
外壁塗装業界には繁忙期と閑散期があり、閑散期に依頼することで業者のスケジュールに余裕ができ、費用が抑えられる場合があります。
関連記事:外壁塗装の相場はどう見る?もっとお得にする方法も解説!
適切な単価で外壁塗装を依頼するポイント
信頼できる業者へ依頼
外壁塗装を適正価格で行うためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
業者の過去の施工実績や口コミを確認し、適切な資格や保証制度が整っているかもチェックしましょう。
また、訪問販売などの強引な営業を行う業者には注意が必要です。
コストバランスを考える
外壁塗装のコストは、安ければ良いというものではありません。
安すぎる見積もりは、塗料の品質や施工技術の低さが原因の場合があります。
長期的なメンテナンスコストも考慮し、価格と品質のバランスを取ることが大切です。

外壁塗装の費用面でお悩みならシンニッケンにご相談ください
シンニッケンでは、無料の外壁診断と見積もりを提供し、適正価格での施工をサポートしています。
設立34年の実績を持ち、累計25万軒以上の施工を行ってきた当社は、一級診断士による詳細な住宅診断を実施し、お客様の住宅に最適な塗装プランをご提案します。
また、全国50拠点で展開し、地域密着のサポートが可能です。
施工後のアフターケアも充実しており、長期間安心して住み続けられる住環境をお届けします。
外壁塗装の費用に関するご相談や、無料診断をご希望の方は、ぜひシンニッケンにお問い合わせください

まとめ
外壁塗装の単価は、塗料費用だけでなく、以下などが含まれます。
- 施工費
- 足場費
- 高圧洗浄
- 下地処理
- 付帯部塗装
- 諸経費
相見積もりや助成金の活用、閑散期の依頼などの方法を活用し、適正な価格で質の高い施工を受けましょう。
適正価格を理解し、信頼できる業者を選ぶことが、美しく耐久性のある外壁塗装を実現するための鍵となります。