外壁塗装の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介!

最終更新 : 2024.10.25

外壁塗装の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介

外壁塗装は、かなりの費用がかかります。一部分の塗り替えだけといっても、すぐに支払えるような金額ではないでしょう。

塗り替えが大事なことはわかっていても、支払いの問題で踏み出せないことも出てきます。

一括払いが難しいなら、分割払いなら・・・と思う人もいるでしょう。

しかし、ローンを組むことになりますので、メリットとデメリットの関係でなかなか選択できない人も多いはずです。

今回は、外壁塗装のローン支払いについて掘り下げていきます。

メリットとデメリットだけでなく、どのような準備が必要かも解説します。

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外壁塗装をローンで支払うには

外壁塗装にかかる費用の支払い方法は、時期で分けてふたつあります。

支払いの時期によって違いがあるので、注意しましょう。

ローンにしたとしても、業者が受け取るという意味では大きく変わらないので覚えておいてください。

一般的な支払いの時期

一般的な支払時期は後払いと前払いのふたつです。時期以外にも、それぞれに大きな違いがあります。

一括後払い

一括後払いは、工事が終わった後に確認し、問題がなければ費用をすべて支払う方法です。

依頼者側から見ると、内容に納得がいってから支払うことになるでしょう。

業者の視点で見ると、材料などの仕入れは自分達で負担しなければいけません。もしも、なにかあれば費用が回収できない可能性も出てきます。

外壁塗装をした場合の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介

外壁塗装の施工としてみると、一括払いが基本です。

小規模のところになると拒否される可能性がありますが、依頼者から考えればしっかりと施工してもらうという担保ができるといえます。

一部前払い

一部前払いは、材料費などを先に負担した後、工事完了後に残金を支払う方法です。

すべて前払いといったことは、外壁塗装ではほぼありません。

立場の違いで考えてみましょう。

依頼者側は作業が始まる準備金といったことで支払わなければいけません。

工事が始まっていないので、ある意味で業者を信用することになります。

最終的に工事の完了をもって残金を支払いますが、割合は話し合いで決めることになるでしょう。

先行して支払うため、なにか不服があってもキャンセルしにくい状況が生まれます。

契約条件として施工不良があった場合の支払いなどもきちんと決めなければいけません。

外壁塗装をした場合の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介

業者側としてみると、材料費などの負担が軽くなります。

工事にかかわる人件費にはほぼ影響ありませんが、先払いの負担が減るのは大きなメリットです。

支払ってもらえない可能性も低くなりますし、工事が始まる直前にキャンセルされるリスクも減ります。

ローンで支払うメリット

ローンで支払うメリットを見ていきましょう。

外壁塗装工事をローンで支払うことは、いろいろとプラスになる部分があるからです。

現金をすぐに用意しなくても良い

ローンで大きなメリットは、現金をすぐに用意しなくても良いという点です。

ローンはローン会社があとから一括で支払います。その代わり、金利の負担をするわけです。

今すぐに現金を用意しなくて良いという点は、ローンを利用するうえで非常に大きなメリットです。

現金はお金としての価値のほかにも、今あることで利用価値があると思いませんか?

手元にお金があるということは、なにかに使えることを意味するからです。

現金には現在価値という考え方があります。

今の100万円と1年後の100万円は、同じ価値とは限らないですよね。金利などが変われば、価値も必ず変わります。

たとえば金利が1%あると仮定すると、今の100万円は101万円の価値があることになるでしょう。

つまり、まったく異なる価値が生まれてくるのです。

これは金利だけの計算になります。

今現金を持っていれば自由に使えますが、1年後にお金を受け取るとすれば、たとえ巨額であってもすぐには使えません。ここにも価値が生まれてくるのです。

ローンで支払うことによって、今使える現金を残し現金価値としての金利負担をすることになるでしょう。これが大事な考え方です。

貯金を崩さないで済む

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生活するうえで、何かがあったときに備えて貯金することは大切です。

一般的には収入の10%は貯金するといいといわれてきました。実践している人も多いのではありませんか?

これは貯金しやすい割合ということもありますが、緊急時にこれぐらいは必要になる可能性が高いということを意味します。

10%ぐらいの蓄えがないと、さまざまなリスクに対応できないという経験からも導き出されているといえるのです。

この貯金を崩して支払った場合、残高が同じぐらいの余裕をもてるかどうか判断しなければいけません。

もし不安が残るのであれば、ローンを組むほうが安全です。

もし、現金が必要になったときに貯金がないと、お金を借りる可能性が高いでしょう。

緊急の借入れとなれば審査も変わります。

借金という明確な形になる点でも避けたいところがあるはずです。金利も高い設定を選ばないといけないかもしれません。

貯金は将来設計にかかわる部分です。外壁塗装が必要といえども、しっかりと判断しなければいけません。

予想以上の費用負担への対応

外壁塗装はある程度定期的なメンテナンスともいえますので、あらかじめ出費分を用意しているという人も多いでしょう。

ところがすべて予定通りいくとは限りません。外壁にひびが入っているなど想定外の事態が起こる場合もあるでしょう。

予想以上の費用負担が生じるケースはいくらでも出てきます。

外壁塗装をした場合の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介

こうした事態に対応させるのも、ローンの使い方といえます。

今すぐ対応しなければいけないことは、外壁塗装では少ないかもしれません。

しかし、塗装しやすい時期などもあることから、今がチャンスという場面もあるでしょう。

そのときを逃さないという意味でも、ローンの活用はメリットがあります。

費用がかかっても長期的で見た塗り替え費用を抑える

外壁塗装も年々進化しており、ロングライフの商品も新しく開発されてきました。

ロングライフになるとこまめに再塗装しないで済むため、工事の回数が減ります。

工事にかかる足場代などの負担も減るので、回数を減らすことはとても大切です。

しかし、塗料も高性能なものを選ぶことから、1回の費用は少し高めです。

想定していたよりも高額になることもあるでしょう。長期的に費用を抑えるために、ローンで支払うというのは十分考慮すべき選択です。

ここでの比較で重要なのは、金利負担と長期的で見た費用軽減の割合にあります。

どちらのほうがお得なのかを考えてみることはとても大切です。

あまりに金利負担のほうが重くなるなら、ロングライフの塗料にする意味はなくなるかもしれません。

関連記事:外壁塗装の費用相場ってどれくらい?塗装業者選びのポイントと合わせて解説

ローンを組むデメリット

ローンを組むことは、メリットばかりではありません。ときに大きなデメリットを生じる可能性も出てきます。

しっかりと考えておかなければいけない部分で、勢いなどで使うとデメリットを拡大させることもあるからです。

金利負担

ローンは借金とは少し違います。

しかし、自分達に代わって支払ってもらうという部分では、借金して支払うのと大きな違いはありません。

支払ってもらう代わりに、金利を負担することになるわけです。

そもそも金利とは、貸す側の手数料や報酬を意味します。

お金の仲介をするわけですから、その分の手間代を支払うことになるわけです。

金利は一定ではなく変動します。

お金の価値はいつでも同じではありません。世界経済などにも影響を受けるため、毎日変わるのです。

ローンの金利も契約によって決まります。現状の金利状況に対してどうなのか、判断する必要も出てくるでしょう。

金利の負担はこの後計算しますが、低金利時代な現在では、そこまで大きなものではないかもしれません。

それでも現金より余計に支払うことに変わりはないでしょう。

その負担が増大すると、生活が不安定になる可能性も出てきます。

審査の問題

ローンは借入れと同じで、必ず金融機関などの審査があります。だれでも無条件に貸すわけにはいかないですよね。

どんな人なのか、しっかり返してくれるのか判断しなければいけません。

もしも、返済能力に問題があるなら、貸すわけにいかなくなるのです。これはローンも同じです。

外壁塗装をした場合の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介

審査は住宅ローンと同じような流れで決して簡単ではありません。ローンを組みたくても審査に落ちる可能性があるのは、大きなデメリットです。

さらに審査を受けると履歴が残ります。どの会社が審査したのか、公開される記録が残されるわけです。

落とされたからといって何度も繰り返していると、評価はマイナスになるということは覚えておきましょう。

社会的な変化を見据えた長期返済計画の立案

お金を返すというのは、非常に単純な流れと思うかもしれませんが、返済計画の立案は大変です。

今もらっている給料があるとします。

将来同じようにもらえているといえますか?もし現状と変わった場合、返済はうまくいかなくなる可能性が出てきます。

社会的な変化も影響を及ぼすわけです。

世界情勢によっても収入に変化が出てくる可能性も出てきます。

金利ひとつとっても大きな影響を受けるわけです。そのなかで長期返済計画を立てるのは容易なことではありません。

返済計画がしっかりできないと審査が通らないことも出てきます。

なによりも返済自体が生活負担になる可能性も出てくるからです。

しっかりとした予測、予定ができないなら、ローンを利用しないほうが安全といえます。

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ローンの申し込み先と方法

ローンはどこにでも申し込めるわけではありません。金融機関によっては、受け付けてくれないことも考えられます。

さまざまな申し込み先と方法があるため、自分に合った方法を選択しましょう。

住宅ローンと同じ金融機関

一番の基本は住宅ローンを組んだ会社に申し込むことです。

理由として、取引実績があることが挙げられます。

もし、あなたがだれかにお金を貸してほしいといわれたとしましょう。

相手のことを知っているのと知らないのでは、大きな違いがあると思いませんか?知らない人に貸すのは理由はどうあれ考えてしまいますよね。

知っている人でもお金の問題になれば慎重になるのは当然です。これは金融機関でも変わりません。

金融機関は必ず審査します。

どんな人なのか確認するためです。ローンを組むとしても審査しますが、普段から取引実績があるなら安心できます。

特に安定して返済してくれた実績は、とても大きな意味をもつからです。

それならばローンの契約を結んでもいいだろうと判断しやすくなります。もしかしたら、金利の設定も下げてくれるかもしれません。

なによりも取引経験があるだけで話しやすいですよね。担当のかたも顔見知りのところからスタートできます。

面識があるというのは、本当に大きな価値があるわけです。

住宅ローンとは異なる金融機関

まったく知らない金融機関に申し込む方法も大切です。

住宅ローンを組んでいるが、給料の振込先は別銀行だったというケースもあるはあるでしょう。

こんなときには、住宅ローンとは別の金融機関でも相談する意味が出てきます。

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まったく関係のなかった金融機関を利用するケースもゼロではありません。

付き合いというものは、なんでも1からスタートするものではないからです。0から始まることのほうが多いでしょう。

ですが、忘れてはいけないのが、実績はないという点です。

信頼関係も築いていない状況なのであれば、ローンが組める可能性は下がります。

もちろん、要求される要件の低い金融機関であれば問題ないかもしれませんが、それだけ金利負担は増える可能性も考慮しないといけません。

ローンを組むのは、それほど簡単ではないからです。

外壁塗装会社などと提携している金融機関やクレジットローン

外壁塗装会社を通して申請する方法もあります。

この方法の場合、金融機関とは直接面識がないパターンになるでしょう。

ですが、外壁塗装会社が仲介に入るわけです。つまり、審査としても一歩進展します。

審査要件が緩和される可能性が出てくることもありますが、話がスムーズに進みやすい状態です。

無担保で契約できるケースも増えてくるため、素早く対応できるかもしれません。

ただし、審査が緩和される分、金利が上がる可能性は否定できません。貸す側は金利でリスクを見るからです。

ほかにもカードローンなどを利用する方法は審査も簡単ですが、金利には注意してください。

あとで返済計画のお話をしますが、返済額は大きく変化するからです。

関連記事:外壁塗装のお金がない?外壁塗装を安く済ませるポイント

担保と金利の考えかた

ローンを組むうえでとても大切なのが、担保と金利です。

ローンを組む場合には有担保か無担保によって大きな違いが出てきます。

金利も変化するものであり、将来の支払いに大きな影響を与えるため、順番に覚えていきましょう。

担保とは

たとえば、だれかにお金を貸すとします。

本当に大丈夫かな?もしかしたら、払わないのでは?と思いますよね。不安になるのも当然です。

本当に返済してもらえるのか、予測不能なところもあります。

でも、そのままにするわけにもいきませんよね。

ならば、貸すときに返してもらえなかったときのことを想定しておけばいいのです。それが担保です。

担保とは、損害を補うために設定するものです。

ローンに設定した金額に見合うものを担保にすると考えればわかりやすいでしょう。

住宅ローンが終わっているのなら、家を担保にするというのは一般的です。

担保には種類があります。人的担保と物的担保の2種類です。

人的担保とは、保証人や連帯保証人のことで、かなり細かくなるので次の項で説明しましょう。

物的担保というのは、先ほど出てきた家を担保にするといったケースです。担保といえば、一般的にこちらを指します。

返済保証できるものを使っているのが特徴で、同じような価値があるものです。

一般的には不動産が当てはまりますが、古美術品など価値があるものなら物的担保になることもあります。

返済できなかった場合には、金融機関が売却するなどして返済に充てます。

保証人

ローンや借金をする場合に、保証人を設定してくださいといわれますよね。これは住宅ローンでも同じです。

保証人にも実は2種類あります。この違いがとても重要です。

保証人とは、債権者が債務不履行になったときなど、責任を負わなければいけなくなる人を指します。債権者とはローンを組んで借りた人のことです。

債権者Aの保証人にBさんがなったとしましょう。

Aさんが返せなくなったら、Bさんに返してくださいという形になるわけです。ここまではわかりやすい部分です。

返してくださいと言われたBさんは、Aさんに返済を求めてくださいと主張できます。Aさんがもしかしたら返済できるかもしれないからです。

Aさんの財産を先に抑えてくださいという主張もできます。これは法律で決められている部分です。

ところが、連帯保証人となれば話は変わります。

BさんはAさんを先にと主張できません。Aさんに返済能力があるか否か関係なしに請求される立場になったからです。

外壁塗装をした場合の支払い方法とは?ローンのメリットとデメリットをご紹介

保証人が複数いれば、本来であれば頭割りして返済することになるでしょう。

ところが連帯保証人の場合には、1人に対してすべて返してと請求できるのです。

保証人と連帯保証人は、似ているようで全然違いますよね。

ローンを組む場合には、どちらも要求されることもあるので、内容をよく読み、最終的に負担をかけないような返済計画を立てなければいけません。

金利

外壁塗装のローンでも、金利は非常に大きな意味をもちます。

ローンでいうところの金利とは、どれぐらい手数料がかかるかを表す指標です。

金利が高くなると、手数料という利息が増えます。つまり、金利とは利率のことで、割合を示しているわけです。

金利が高くなると、必然的に返済総額が増え、負担が増えるというわけです。

たとえば同じ時期に金融機関に相談したとしましょう。

金融機関ごとに設定している金利が違いますし、返答で出てきた金利も違ったとします。これはなぜでしょうか。

金利は需要と供給のバランスです。

お金を借りる人が多くなれば金利はあがり、少なくなると下がります。

決めていくのは景気や物価、為替相場などが影響するため、簡単に判断はできません。

ですが、ローンの場合には、ある程度利率を決めてあります。これに納得して申し込めるかどうか判断するわけです。

では、個人で差がつくのはなぜでしょうか。

あなたがだれかにお金を貸すとしましょう。安全だと思えば、リスクは低いですよね。

なら金利を下げて貸してもいいと思うかもしれません。

もしかしたら返してもらえないかもしれないとしたらどうしますか?

金利をあげてリスクに対応するという方法が出てくるわけです。

これまでお付き合いがあるところなら、安心して貸せるので金利を下げるといった判断もできます。

実績がないとどんな風になるかわからないので、金利を上げてリスク対策するといったことが出てくるのです。

これが個人差のひとつの要因と思えば間違いありません。

なので、住宅ローンを借りたことがあるなど、実績のある金融機関を選ぶことがメリットになるわけです。

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実際の金利負担と返済総額

実際にローンを組むとしたら、どのような状態になるでしょうか。

金利負担と返済総額を考えてみると、かなり違いが出てくることもわかります。

100万円を例に3年返済

例として、100万円を3年返済でシミュレートしてみましょう。

条件としてボーナス払いなどはなし、元利均等返済とします。元利均等返済は、毎月同じ額を返済する方法です。

住宅ローンで一般的な固定10年の1%と全期間固定金利の1.5%で比較してみましょう。


100万円 3年返済 1%の場合

毎月返済額28,208 円
年間返済額338,496 円
総返済額1,015,488 円
利息分15,488 円

◆100万円 3年返済 1.5%の場合

毎月返済額28,424 円
年間返済額341,088 円
総返済額1,023,264 円
利息分23,264 円

◆100万円 3年返済 3%の場合

毎月返済額29,081 円
年間返済額348,972 円
総返済額1,046,916 円
利息分46,916 円

比べてみるとわかりますが、0.5%でも8,000円近く返済が増えます。

1回の返済額としては200円程度ですが、最終的には結構増えているのです。

3%は比較例としてあげましたが、1.5%の倍になるだけで、毎月の返済額は600円程度上昇し、利息は倍になるのがわかります。

年間返済額で見ると、6,000円近く増えるのです。

3年でこれだけの負担になるわけですから、かなり大きな違いが出てきます。

金利が少し下がるだけでも大きな違いが生まれるのがわかるでしょうか。

これが5年になるとさらに顕著になります。

100万円を例に5年返済

3年のときと条件は同じですが、返済期間が延びました。比較してみましょう。


◆100万円 5年返済 1%の場合

毎月返済額17,093 円
年間返済額205,116 円
総返済額1,025,580 円
利息分25,580 円

◆100万円 5年返済 1.5%の場合

毎月返済額17,309 円
年間返済額207,708 円
総返済額1,038,540 円
利息分38,540 円

◆100万円 5年返済 3%の場合

毎月返済額17,968 円
年間返済額215,616 円
総返済額1,078,080 円
利息分78,080 円

3年返済に比べて毎月の返済額はかなり減少しました。17,000円前後ですので、負担はかなり軽くなったでしょう。

年間負担も同様ですが、返済総額はかなり増えます。1%でも1万円以上増えました。

3%になると、4万円以上増えているのです。この負担を現金価値として考えなければいけません。

まだ、この金利設定は金融機関のもので、住宅ローンなどの延長ですので、金利はあまり高くありません。

これがカードローンになったらどうでしょうか。

カードローンは100万円だと大体15%の金利がかかります。比較条件としてみてみましょう。


◆100万円 3年返済 15%の場合

毎月返済額34,665 円
年間返済額415,980 円
総返済額1,247,940 円
利息分247,940 円

◆100万円 5年返済 15%の場合

毎月返済額23,789 円
年間返済額285,468 円
総返済額1,427,340 円
利息分427,340 円

返済総額は跳ね上がりました。毎月の負担も驚くほど増えています。

総額で見ると、3年で約23万円、5年では約34万円も増加したわけです。

カードローンなどを使うと、金利設定だけでこれだけ違いが出てくるのです。

金利とはここまで大きな影響を与えることがわかったでしょうか。

ローンを利用する場合、できることならば金利負担の少ない方法を選びましょう。生活の大きな負担になるからです。

どうしてもカードローンなどを利用する場合、早期に繰り上げ返済することで金利負担を軽減できます。

返せるときに早く返すということを、返済計画に盛り込まなければいけません。

関連記事:見積もりの内容や立ち会い時期もわかる!外壁塗装の工程

支援制度の利用

外壁塗装にはさまざまな支援があります。これをうまく利用することが、ローンを組むうえでも前提条件になるでしょう。

補助金・助成金

地域によって違いがありますが、自治体などの行政が用意してくれている方法があります。

リフォームを中心として利用できるものが多いです。

補助金や助成金はとても便利で、条件を満たすなら利用できる可能性もあります。

ですが、このふたつは少し内容が違います。

補助金はサポートする目的で予算が組まれ、定員も決まっているのがほとんどです。

早めに締め切られることも多いといっていいでしょう。

採択されないケースもあります。補助金には政策推進という部分があるからです。

それに比べ、助成金は条件を満たしていればほぼ受給できるという点が挙げられます。

募集も随時になるケースが多い一方で、あまり高額ではないことも出てきます。

問題はどちらも基準があり、申請に手間がかかることでしょう。経験がないとなかなか難しいです。

シンニッケンでは、補助金や助成金に関するサポートもしております。

無料で申請に関するお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。行政に対する書類となるため、経験がなによりも重要です。

どんな書類を用意するといいのか、いまどんな補助金や助成金があるのかといったこともご相談ください。

関連記事:外壁塗装は助成金や補助金は使える?助成金・補助金の調べ方、申請方法

住宅ローン減税

住宅ローン減税を利用したことがある人も多いはずです。

いろいろと条件はありますが、リフォームでローンを組んでも適用されることを忘れてはいけません。

条件はこれまでと同じです。

  • 自身が所有する住宅で主要構造部分の増改築工事が借入れ目
  • 工事費用が100万円以上の設定
  • 返済期間が10年以上
  • リフォームの面積が50㎡以上

以上が条件です。

このうち難しいのは返済期間でしょう。10年以上の設定ができるなら、住宅ローン減税を利用するべきです。

ポイントになるのは、住宅ローンに対するリフォーム費用の上乗せです。

この方法を使えるなら、住宅関連費用として住宅ローン減税の対象になります。

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まとめ

外壁塗装でローンを活用するメリットは間違いなくあります。ですが、どのような場合でもローンがいいとは限りません。

現金を使って支払える状況であれば、金利の負担を考えると有利です。

しかし、現在の現金の価値や貯蓄など使い勝手を考えれば、ローンという選択が出てくるでしょう。これは間違いのないことです。

大事なことは金利負担と将来の返済計画にかかっています。

どれぐらいの返済金額になるか、そこから返済計画を立てなければいけません。

負担の大きすぎる返済計画はとん挫する可能性が高いため避けるべきです。

補助金や助成金は大事なポイントになることから、申請に関してはシンニッケンがお手伝いします。

住宅ローン減税も同様ですので、外壁塗装を考えるならうまく活用していきましょう。

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