外壁塗装に適した季節の条件｜おすすめの季節とふさわしくない季節はいつ？
最終更新 ： 2024.11.16
工事だけでなく、どのようなものでも適した季節があると思いませんか？
海で泳ぐなら夏がいいでしょうし、スキーなら冬ですよね。
外壁塗装工事でも、適している季節とそうではない季節があるのをご存じでしょうか？
外壁塗装に適した季節があるのには、明確な理由があります。
雨が降るから、気温が下がるからといっても、なぜ向いていないのかはっきりしませんよね。
理由がないからです。
今回は、外壁塗装の仕上がりに影響する季節との関係をしっかりと紐解いていきます。
仕上がりに適した季節はいつごろか、適していなければ工事できないのか、これから外壁塗装工事を考えている方はぜひ参考にしてください。
Contents
外壁塗装に適した季節の条件とは？
外壁塗装を行う際に、適した季節を選ぶことは非常に重要です。
気温や湿度、紫外線などの気候条件が、塗装の仕上がりや耐久性に大きく影響します。
ここでは、外壁塗装に最適な季節の条件について詳しく解説します。
最適な気温
外壁塗装に適した気温は、一般的に10℃から30℃の範囲とされています。
気温が低い場合、塗料の乾燥に時間がかかり、しっかりと固まらない恐れがあるのです。
一方で、気温が高すぎると塗料が急速に乾き、表面だけが硬化して内部が不安定になるリスクも考えられます。
そのため、気温が安定している春や秋が最も適していると言われています。
適正な気温での施工により、塗膜の耐久性を高め、長持ちさせることが可能です。
最適な湿度
湿度は塗装の仕上がりに大きな影響を与えます。
外壁塗装に最適な湿度は40%から70%の範囲です。
湿度が高すぎると塗料がうまく乾かず、塗膜が曇ったり膨れたりするリスクが増加します。
逆に、湿度が低すぎると塗料が急速に乾き、塗膜が薄くなってしまう恐れがあります。
そのため、塗装作業を行う際には天候や湿度をしっかりと確認し、最適な条件下で施工することが重要です。
紫外線
紫外線も塗料に悪影響を与える要因です。
特に夏場は紫外線が強く、塗料が劣化しやすくなるため、色褪せや剥がれが発生するリスクがあります。
強い紫外線を浴びながら塗装を行うと、塗膜が十分に硬化する前にダメージを受けてしまいます。
このため、紫外線が比較的弱い春や秋に外壁塗装を行うことが望ましいです。
また、紫外線対策を施した塗料を使用することで、塗膜の耐久性をさらに高めることができます。
外壁塗装におすすめな季節とは？
外壁塗装を行うのに最もおすすめの季節は、春と秋です。
これらの季節は、気温や湿度が安定しており、塗料の乾燥や仕上がりにとって理想的な環境を提供します。
それぞれの季節の特徴について詳しく見ていきましょう。
春
春は、気温が穏やかで湿度も適度なため、塗装作業に最適な時期です。
特に3月から5月にかけては、気温が15℃から25℃の範囲で、塗料が均一に乾燥しやすくなります。
これにより、仕上がりも美しく、長期間にわたって耐久性を保つことができます。
ただし、春には花粉が飛散する時期でもあるため、花粉が塗装面に付着しないように、施工前に十分な対策が必要です。
秋
秋もまた、外壁塗装に適した季節です。
9月から11月にかけての期間は、気温や湿度が安定しており、塗料が均一に乾燥しやすく、塗膜がしっかりと形成されます。
さらに、台風シーズンを過ぎた後の天候が安定しているため、長期間にわたって計画的に施工を進めることが可能です。
ただし、初秋には台風の影響が残る場合があるため、施工スケジュールを立てる際には天気予報の確認が重要です。
外壁塗装におすすめな季節にも気を付けたいポイント
春や秋は外壁塗装に適した季節ですが、注意が必要な点もあります。
特に、雨や台風、強い風などの気象条件は施工に影響を与えることがあるため、施工時にはこれらの要素にも注意が必要です。
雨や台風
春や秋であっても、突然の雨や台風には十分に気を付ける必要があります。
施工中に雨が降ってしまうと、塗料が流れ出し、仕上がりに影響を与える可能性が高くなります。
特に、梅雨時期や台風の多いシーズンは、事前に天気予報を確認し、施工日を調整することが大切です。
また、風が強い日も注意が必要であり、塗料が飛散しないように十分な対策を講じることが求められます。
強い風
風が強い日は、塗装作業が難しくなることがあります。
強風によって塗料が飛び散り、近隣の建物や車に付着する可能性があるため、風が強い日は作業を避けるべきです。
また、風によってほこりやゴミが塗装面に付着すると、仕上がりに悪影響を及ぼすこともあります。
そのため、風速が高い日には作業を延期し、風が穏やかな日を選んで再開するのが賢明です。
外壁塗装にふさわしくない季節とは？
夏や冬は、外壁塗装に不向きな季節とされています。
極端な高温や低温、そして湿度の変動によって、塗装の仕上がりに悪影響を与えることがあるからです。
ここでは、これらの季節に外壁塗装を避ける理由について説明します。
夏
夏は、高温多湿のため、外壁塗装に適さない季節とされています。
特に気温が30℃を超えると、塗料が急激に乾燥し、塗膜が均一に仕上がらない可能性が高まります。
また、湿度が高い状況では、塗料がべたつきやすく、乾燥に時間がかかるため、仕上がりにも悪影響を与えることがあります。
さらに、夏の強い日差しは塗料にダメージを与えやすく、色褪せや塗膜の剥がれが生じるリスクも増大します。
冬
冬も外壁塗装に適さない季節です。
気温が低すぎると、塗料が乾燥するのに時間がかかりすぎてしまい、施工が遅れてしまうことがあります。
特に気温が5℃以下になると、塗料が凍ってしまうリスクが高まり、塗膜が固まりにくくなる恐れがあります。
また、冬場は降雪や霜の影響で作業が妨げられることも多いため、冬に塗装を行う際には天候や気温を細かく確認することが重要です。
外壁塗装にふさわしくない季節には塗装はできない？
外壁塗装に不向きとされる夏や冬でも、必ずしも塗装が不可能というわけではありません。
適切な条件を整え、特別な対策を講じることで、これらの季節でも塗装を行うことは可能です。
たとえば、夏の場合は、施工時間を朝や夕方の涼しい時間帯に設定することで、高温による塗料の乾燥問題を軽減できます。
また、日陰を作って直射日光を避けることで、塗膜の劣化を防ぐ工夫も重要です。
冬場の場合は、気温が上がる日中に作業を集中させ、低温下での施工を回避することが大切です。
さらに、低温対応の塗料を使用することで、冬でも耐久性のある仕上がりが可能となります。
ただし、季節ごとの気候条件を無視すると、仕上がりの品質が低下しやすく、塗膜が早く剥がれてしまう可能性もあります。
信頼できる業者に依頼し、季節に合わせた適切な対策を取ることで、ふさわしくない季節でも安心して外壁塗装を行うことができるでしょう。
外壁塗装にふさわしくない季節もシンニッケンにお任せください
シンニッケンでは、専門の技術スタッフが季節に合わせた塗装技術で外壁塗装にふさわしくない季節も塗装が可能です！
また、地域によって同じ季節でも気温の変化の仕方や、湿度が違うため、これまでの経験をもとに地域・季節に合わせた施工を行います！
春、秋はもちろんのこと、夏や冬に外壁塗装をお考えの場合はぜひ一度ご相談ください。
まとめ
外壁塗装と季節の影響について見てきました。
単純に「この季節がダメ」というだけではなく、塗料の性質なども見ると、向いていない季節があることがわかるでしょう。
施工条件としても難しい理由がありますが、外壁塗装できないわけではありません。
適切とはいえない季節では、施工するために高い技術と経験が必要です。
その条件のなかでもシンニッケンはお客様に納得いただける仕上がりを作り出してきました。
大事なことは、外壁塗装できない状態なのか判断する力です。
シンニッケンでは無料の外壁診断もおこなってきました。
どんな条件でも、適切な方法と判断をしますので、まずは無料の診断からご相談ください。
